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東側回廊_東壁_出行図_詳細_馬に乗った武官2
Title東側回廊_東壁_出行図_詳細_馬に乗った武官2
東側回廊_東壁_出行図_詳細_馬に乗った武官2
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安岳3号墳の東側回廊東壁の出行図に登場する馬に乗った武官の姿である。彼らは壁画上段の鎧馬武士の後ろに登場する。壁画の彩色が現在も鮮明に残っている。彼らは頭に武官用帻をかぶり、チョゴリと筒が狭いパジを身に纏っている。左側の武官は緑のチョゴリに黄色のパジを身に纏い、右側の武官はその反対である。馬は赤と白でそれぞれ異なるように描写されている。馬に乗った武士の姿が非常に自然に描写されている。
高句麗で使用された馬は、中央アジア産の足が長く体の大きな汗血馬ではなく、モンゴルの草原一帯で育った足が短い小馬だったと言われている。この馬は、長い足を持った中央アジア産の馬のように素早く走ることができなかったろうが、険しい山を上り下りするのは上手く、山城を中心に行われた高句麗の数々の戦いで大活躍したと推察される。馬の頭の前部分にあるたてがみは、赤の紐で髷のように上に縛られている。

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