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한일회담외교문서

10월 28일자 아사히 신문 기사 및 일본 측이 작성한 소위 ‘신통달안’

  • 날짜
    1959년 10월 28일
  • 문서종류
    자료
  • 형태사항
    일본어 
朝日新聞 昭和34年(1959年)10月28日 水曜日 ▣26497
北朝鮮帰還,やっと軌道へ
『新通達』で折合う
総連,一斉登録を約束
在日朝鮮人の帰還問題は在日朝鮮人帰国協力会日韓協会社会党 などのあっせんで,政府・日赤 側と朝鮮総連側 が大きく歩み寄り,解決への方向をたどっていたが,二十七日午後二時から東京九段の▣友会館であっせん団体をまじえ,政府・日赤朝鮮総連 代表が話合った結果,問題は完全な妥結したに達した。この結果,日赤 はジュネーブの赤十字国際委 からの了解電報がつぎ次第,葛西日赤帰還中央対策本部長の名で各日赤特設窓口に"新通達"を出すことになっており,通達が出されると同時に朝鮮総連 は登録ボイコット▣▣を解くとしているので,長らく停滞していた帰還義務はようやく正常な軌道に乗ることになった。
あっせん団体は,さる二十日,日赤 ・政府の了承を得て,朝鮮総連 側に「帰還案内」の問題条項を実質的に大幅修正して,①送別面会は自由,治安,秩序維持のため,特別に必要な場合だけ制限する②日赤センターでは開放的な事務室に「帰還先選択の自由」の掲示を出し,帰還者には「これを知っているか」と聞く程度にとどめる,とする新通達を出すことで,事態収拾のあっせん案を示した。
これに対し,総連 側は▣は「▣帰還問題妥結を発表する関係団体代表(手前左から)二人目,韓朝鮮総連連長,岩本協力全代表委員,李総連中央帰国対策委員長,山本日朝協会会長,帆足協力会幹事長
思再確認」に等しいとして難色を示したが,二十二日,二十六日の話し合いで原則的にはあっせんをのむことを認めた。
一方,政府・日赤 側も二十六日の帰還問題関係省庁連絡会議 で,あっせん案の▣で解決をはかることを最終的に確定した。
この結果,あっせん団体は二十七日午後二時から朝鮮総連 側と政府・日赤 側の両者を呼び,政府・日赤 側があっせん案の▣に沿って作った「新通達」についても総連側から「了承」の正式回答を得たものである。
新通達については,一応赤十字国際委 の了承を求めるため,日赤 は常駐代表団長レーナー 博士を通じボワシェ 委員長あてに了解要請の電報を打っているが,委員会としてもとくに強い変更を要求することはあるまいと日赤 筋は見ているので,近日中に返電のあり次第通達を▣すことになっている。
なお総連側も帰還の早期実施を強く要望しているので,一部条項についての不満点は,こんご実施と並行して話し合うこととし,新通達が発効すると同時に一斉登録をはじめると約束しており,また登録に当っても窓口での混乱を防ぐため,各帰還船の輸送能力に見合うよう適当な人数を地区ごとに帰還者をまとめ申請をするといっている。従って帰還第一船の新▣出港は,赤十字国際委 からの返電がいつになるかによって決まるわけだが,日赤 では近日中に回答があれば十二月十日前後には出港できようとの見通しをたてている。
高木日赤社会部長の話 日赤 としては新通達は讓り得るギリギリの線だ。赤十字国際委 から返電があり次第「新通達」を流すことになっている。国際委が「新通達」案をそのまま了承するとは限らないが,異論が出ても大筋は動くまい。
帰国協力会幹事 われわれとし長帆足計 氏の話 ては,今回の帰還問題が"自由なる市民の自由なる帰還"という立場にあることを根本的に考えてあっせんに当った。「帰還案内」は,個人の基本的自由を制限し過ぎていたと思う。政府,日赤 も,朝鮮総連 も"大人らしい"簡度でハラを割って話し合い妥結点に達したことはまことに喜ばしい。
在日朝鮮総連▣ 一応の妥結は長韓▣珠 氏の話 喜ばしい,こちらの主張とややへだたりはあるが,徐々に直して行くというので応じた。日本国民の支援を▣▣しています。これからの帰国にも支援して下さることを希望します。
新通達案 (全文)
帰還業務を左の如く措置するから左▣取り扱われたい。
一,帰還申請書の受理について=帰還申請書受理に当っては,いわゆる密査強制等をしいのはもとより,帰還者の心理に圧力を及ぼし,または説得と理解されるような質問のやりとりは一切しない。ただし,申請書受理の公式の手続き上,本人が帰還先選択の自由を理解しての上の申請であることを明らかにして置くため,次のような掲示文(注,帰還先選択の自由を書いたもの)を示して,次のような簡単な言葉,例えば「この掲示文をよくお分りの上でお決めになったことですね」といって,これを受理する。
二,見送り,面会および外出について=見送り,面会および外出は出来るが,帰還者の保証と秩序維持の見地から,情勢に応じて適当に定めることとする。
(イ) 乗車駅ならびに通達駅のホームで見送りする親類ならびに友人に対しては,駅ホームの収容能力と混雑の整理とを考慮し,必要に応じてあらかじめ帰還者代表の意見を聞き,入場面会証を発給する。
(ロ) 新鴻日赤センターにおける面会は,被面会者の応給した場合は,帰還業務に支障のない限り,特別面会所において親類,友人に面会することが出来る。
(ハ) 新鴻日赤センターにおいては帰還業務に支障のない範囲において外出を認める。
三,新鴻日赤センターにおける緖件について=(イ)新鴻日赤センターの「特別の一室」の意味は,いわゆる「密室」ではなく,普通の部屋である。
(ロ) 帰還者は世帯ごとに上記の部屋に入り,日赤代表から背後の掲示文を示し,例えば「出国証明書をさしあげますが,この掲示をよくご承知の上のことで,これで変りございませんね」といって,出国証明書を交付される。
(ハ) 赤十字国際委代表は日朝帰還協定 にもとづき「登録機構の運営が適当であるかどうかを確かめるため,常時▣察し助▣し得る」ということになっている。自ら帰還業務の衝に当るのではないことはもちろんである。

색인어
이름
レーナー, ボワシェ, 長帆足計, 長韓▣珠
단체
在日朝鮮人帰国協力会, 日韓協会, 社会党, 日赤, 朝鮮総連側, 日赤, 朝鮮総連, 日赤, 赤十字国際委, 朝鮮総連, 日赤, 朝鮮総連, 総連, 日赤, 朝鮮総連, 日赤, 日赤, 赤十字国際委, 日赤, 日赤, 赤十字国際委, 日赤, 日赤, 赤十字国際委, 日赤, 朝鮮総連, 在日朝鮮総連▣
기타
帰還問題関係省庁連絡会議, 日朝帰還協定
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10월 28일자 아사히 신문 기사 및 일본 측이 작성한 소위 ‘신통달안’ 자료번호 : kj.d_0008_0080_0221