조선통신사의 시모노세키 도착과 선물
一. 霜月朔日, 問案市右衛門
〃信使今日藍島出船也.
〃筑州ゟ漕船へさい數多出申候. 又茶船二艘ニ而, 助太夫殿·次太夫殿下關迄被罷出也.
〃小倉ゟ漕船早船出申候.
〃大瀨戶ニて細川越中守樣ゟ爲御使者澤村大學殿·細川淸左衛門殿被罷出, 直ニ下之關迄被罷越也.
〃信使無恙下之關江御着ニ而候.
〃越中守樣ゟ 殿樣幷豊前守方江御使者來ル. 藪圖書殿与申人ニ而候. 御使者ニ 殿樣ゟ紗綾五疋被遣之. 豊前守ゟ者無之.
〃越中守樣ゟ豊前守江樽一荷·素麪一箱·鱧一折·貳百被下之. 使圖書殿ニ而候.
〃長岡式部殿ゟ豊前守江樽來ル. 使彌二右衛門. 則紗綾貳疋遣之.
〃上之關ゟ西澤十左衛門殿被罷越, 則皮袴一具遣之.
〃彦山之座主ゟ御禮來. 使津川次太夫. 則紗綾一疋遣之.
一. 霜月二日, 問案
〃細川越中守樣ゟ三使江柿十籠·雉子百羽·魚百尾ノ白ママ米五十俵·鷄百羽·樽五十參候內, 樽計色々申候而受用被仕, 其外ハ返し被申候.
〃毛利長門守樣ゟ 殿樣江米·薪·御酒肴共參候へ共, 御返シ被成候. 甲斐守樣ゟ參候物者, 御受ニて可然之由, 杢允申候付而御受用被成也.
〃長門守樣ゟ豊前守江右之ことくニ參候物, 是又皆々返上 仕也. 甲斐守樣ゟ參物者, 右之ことく杢允申候故, 受用 仕也.
〃長門守樣ゟ三使江銀六十枚參候へ共, 御返還也. 色々御理りニ候 得共, 三使不被請也.
〃長門守樣ゟ之御使者藤井太郞右衛門殿与申人被參.
〃甲斐守樣ゟ之使者西以郞与申人ニて候.
〃右之使者兩人ニ 殿樣ゟ紗綾五疋ツヽ被遣之. 豊前守ゟ鞍 一口ツヽ遣之.
〃賄方之奉行井上三郞兵衛殿·井上八郞右衛門殿·內藤三右衛門.
右之衆ニ 殿樣ゟ鞍一口ツヽ被遣. 豊前守ゟ紗綾貳疋ツヽ遣之.
〃賄渡方之衆柿田勘左衛門殿·山井源左衛門殿江, 豊前守ゟ紗綾貳疋ツヽ, 次兵衛ニ豊前守ゟ紗綾貳疋遣之.
〃細川宮內殿ゟ樽肴來ル.
〃信使下ノ關御着之時, 落着之御振廻有之. 七五三·金銀之御馳走也.
〃今日下ノ關出船
〃漕船奉行葛谷信濃守殿也.
〃漕船七艘之內六艘者一船·二船ニ三艘ツヽ附申候. 何も早船ニ而候.
〃本山ニ今晩御泊り被成候.
〃信濃守殿江豊前守ゟ樽四ツ遣之. 舸子之者江御振廻候得之由申遣之.
색인어
- 이름
- 市右衛門, 助太夫, 次太夫, 細川越中守, 澤村大學, 細川淸左衛門, 越中守, 越中守, 長岡式部, 彌二右衛門, 西澤十左衛門, 津川次太夫, 細川越中守, 毛利長門守, 甲斐守, 長門守, 甲斐守, 長門守, 長門守, 藤井太郞右衛門, 甲斐守, 西以郞, 井上三郞兵衛, 井上八郞右衛門, 內藤三右衛門, 柿田勘左衛門, 山井源左衛門殿江, 細川宮內, 葛谷信濃守, 信濃守
- 지명
- 藍島, 筑州, 下關, 小倉, 大瀨戶, 下之關, 上之關, 彦山, 下ノ關, 下ノ關
