第一章 これが ｢新しい教科書」だ！
　新しい歴史教科書を興味津々に語る
　新しい公民教科書を明快に語る
第二章 新しい教科書と ｢つくる会」
　わしならば子供たちにこう語る
　歴史教科書をめぐる偶感
　起爆剤としての新しい教科書
　『古事記』『日本書紀』の再評価
　｢公民」という教科書
　日本の美術の重要性
　メキシコ人の目線
第三章 小林よしのり『戦争論』をめぐって
　ひたすら英霊のため、祖父の世代のために
　誇りとする歴史を失った稀なる国
　必要な ｢ハウエバー」の思考
　戦争の業を背負う人間
　道德的に犯罪者の烙印を押された日本
　アメリカと手を握った共産主義者
　誇りをもち精いっぱい戦った祖父の世代
第四章 『国民の歴史』を読みとく
　対談『国民の歴史』を読み解く
　鼎談歴史“漂流”からの決別
　｢中華秩序」と決別した国
　屈辱的だった ｢三跪九叩頭」の礼
　自分が歴史をつくるという気概
　日米開戦の遠因はアメリカの｢明白なる運命」
　日本の常識こそ世界の定説に
　対談 ｢日本の歴史」の誇り高き自画像に目覚めよう
　鼎談『国民の歴史』大論争
　インタビュー 青少年に伝えたい歴史とは何か
第五章 これからどうする
　日本の美的教育の再構築
　日米関係が心配だ
　教育委員会は何をするところか
　教科書制度と ｢近隣諸国条項」を見直せ
　教科書採択制度の問題点