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2. 李承晩大統領による海洋主権宣言
李承晩大統領
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1952年1月、李承晩大統領により宣布された「海洋主権宣言」と平和線(=李承晩ライン)は、韓日両国の国交が樹立される前に韓国により宣布されたものであるため、当時の状況を考えると、日本が主張するように違法であると見ることはできない。もし違法であるならば、1965年の韓日国交正常化までどうして存続されたのか説明するのは難しいためだ。実際、日本は抗議をするにはしたが、1965年まで海洋主権宣言を黙認したも同然であった。当時、韓国は国連加盟国ではなく、サンフランシスコ平和条約の調印国でもなかった。しかし、1948年8月に国連が独立を承認した主権国家として海洋主権宣言を宣布し、平和線を設定したのである。平和線は、それが宣布された1952年1月の時点でまだ効力があったマッカーサーラインを継承したものであり、公海内の外国船舶の単純な航海については干渉しないことを明文化している。韓国の「海洋主権宣言」は、平和線内の海域について韓国の主権を宣言し、自然資源の保護と保存を目的としていた。当時、中南米国家でもこれと似た宣言をしていたという点で国際的な先例があるため、違法だという日本の主張は成立しない。
韓国は独立後、継続して所有していた独島領有権を、マッカーサーラインを法的に継承した平和線を通して維持したのである。日本がこれを違法だと規定するのは妄言に過ぎない。

 
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