1. 1946年、連合国司令部は独島を日本の行政区域から除外、接近を禁止
1946年1月29日、連合軍総司令部はSCAPIN第677号を発令し、日本の独島に対する政治上または行政上の権力行使を停止した。続いて1946年6月22日、連合軍総司令部は、SCAPIN第1033号で日本漁船の操業区域を規定したマッカーサーラインを設け、独島への日本側の接近を禁止した。日本はこの2つの文書に、独島の領土帰属に関する最終的な決定ではないことが明記されていると言っているが、1948年8月に独立した大韓民国がその後独島に対する主権行使を実施したという点を考え合わせると、独島は1948年8月の時点で確実に大韓民国の領土になったと言うことができる。すなわち、大韓民国は1952年4月に発効したサンフランシスコ平和条約で独立したのではなく、1948年8月に独立したのであり、これは日本やアメリカが認めた歴史的、法的事実なのである。また、元々それ以前の国際条約でも、韓国固有の領土であることが確認できる。独島は、1943年のカイロ宣言の「日本は暴力および貪欲により略取した一切の領土より駆逐されるべし」という文の中にある「暴力および貪欲により略取した」地域に該当する。日本が敗戦した時点で、独島を日本の違法占拠から取り戻したと見なすべきである。
