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我が永遠の領土、独島(中学生用)


単元1の参考資料


1 独島の位置

独島は最も近い島である鬱陵島から南東に87.4㎞(47.2海里)離れた位置にあり、最も近い陸地である慶尚北道蔚珍郡竹辺港からは東に216.8㎞(117.1海里)離れた位置にある。独島から最も近い日本の領土は島根県隠岐の島で、独島から南東に157.5㎞(85.0海里)離れた位置にある。単純に直線距離だけを比較してみても、独島が鬱陵島の付属島嶼であり、明らかに韓国の領土であることがわかる。
鬱陵島と独島は距離が近いため、晴れた(風が吹いて海霧がかからない)日には鬱陵島から肉眼で独島を確認することができる。しかし、隠岐の島からは独島が見えない。
独島の中央経緯線は、東島が東経131°52′10.4″、北緯37°14′26.8″、西島が東経131°51′54.6″、北緯37°14′30.6″であり、東島の東端の経度は東経131°52′22″である。

2 独島の名称の由来

1883年、鬱陵島が本格的に開拓され始めると、全羅道や慶尚道から多くの人々が鬱陵島に渡ってきた。彼らは石でできた独島のことを方言で「ドク島」と呼んだ。「石」と「独」は韓国語を漢字で表記する際に使われた文字である。石はトル(石)を表記するのに使われた訓の借字(漢字の意味を表す訓を利用して表記した文字)であり、「独」は「ドク」を表記するのに利用された音の借字(漢字の音を借りて表記した文字)である。1900年に公布された大韓帝国「勅令第41号」には、「独島」は訓を借字して「石島」と表記されており、ロシア艦隊の動態を監視するための日本海軍の望楼を独島に設置するために予備探査を実施した、日本軍艦新高号の1904年9月25日の航海日誌には、音を借字して「韓人は独島と書く」と表記されている。この航海日誌は、現存する文献の中で「独島」という記録が初めて登場したものであるが、「勅令第41号」などの記録と関連させてみると、既にその前から「独島」と呼ぶことが一般化されていたと見るべきだろう。このような点から、よく独島に関する歌や詩で、独島を「孤独な島」などと表現しているが、これは誤ったものである。

3 独島の詳しい地名→ ‘독도 지도’を参照


4 独島の住所

独島は異斯夫により于山国が新羅に属すことになった後、公式的に朝鮮半島との関係が始まった。于山国は高麗時代に高麗の領土となり、朝鮮時代まで江原道に属した。1900年に高宗皇帝が「勅令第41号」を発布して鬱陵島を鬱島郡とし、鬱島郡守が鬱陵島と併せて独島を管轄することになった。1914年に鬱陵島と独島は慶尚北道に移管され、2000年までは住所が慶尚北道鬱陵郡鬱陵邑道洞里山42~76番地であった。2000年に里名と地番が鬱陵邑独島里山1~37番地に変更され、2005年には独島里1~96番地と地番が変更された。2003年1月1日には、情報通信部郵政事業本部から「799-805」という郵便番号が独島に付与された。2012年1月1日から施行する予定の道路名新住所では、独島の東島には「独島異斯夫通り」、独島の西島には「独島安龍福通り」が付与された。

5 独島にある各種施設

△独島の東島頂上部にある様々な施設
zoom
西島には住民宿泊所があり、その裏には急な傾斜面に沿って階段が設置されている。住民宿泊所の反対側には小川があり、昔の漁民たちはこの水を飲み水としていた。東島には大きな船が接岸できる船着場があり、その周辺には「大韓民国東の端」という標示石と昔の標示石がある。入島許可をもらえなかった訪問客は、この船着場にだけ留まることができる。よく整備された階段を通って東島の頂上まで容易に登ることができる。船着場から頂上までは様々な物資を輸送できるケーブルが二段に設置されている。東側の端には望洋亭があり、さらに登ると太陽光発電施設がある。その上には慶尚北道地方警察庁独島警備隊の宿泊所があり、その中には国会図書館独島分館がある。宿泊所のすぐ前には「韓国領」という標示石があり、「東海の我々の地、独島」という韓昇洙国務総理の訪問(2008.7.29)記念標示石もあり、頂上には6人の独島守護殉職者の碑が並んでいる。頂上には通信施設、灯台、太陽光発電設備、自動気象観測システム、ヘリコプター着陸場、太極旗紋様石などがある。韓半島岩の下には旧船着場があり、その上に頂上まで続く昔の階段が部分的に残っており、この道に沿って設けられていた欄干のコンクリート支柱が立ち並んでいる。そして、独島の所々にはカメラが設置されており、リアルタイムで独島の様子を政府中央庁舎などから見ることができる。最近になり、西島の北側に独島総合海洋科学基地を建設しようという計画も推進されている。

 
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