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2. 独島の歴史を正しく知ろう

スンジュは、先生の話を聞いて、日本の主張の誤っている点をいくつかの歴史資料で調べてみた。
歴史資料を確認したところ、昔は独島という名前の代わりに「于山」や 「于山島」という名前が多く登場していたことを知った。

韓国の根拠資料および内容

根拠資料内容
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三国史記(1145年編纂)
于山国は鬱陵島と于山(独島)を支配した王国であった。新羅智証王13年(512年)に異斯夫将軍が于山国を新羅に服属させた事実が記録されている。
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世宗実録地理志(1454年編纂)
于山と武陵の二島が蔚珍県の真東の海の中にある。二島は互いに距離が遠くなく、天気がよければ眺めることができる。三国時代には于山国と呼ばれた。
そのほかにも独島は于山、千山、子山、トルソム(石島の意)、ドクソム(甕形小嶼の意)、ソクト(石島の意)などと呼ばれてきた。

根拠資料内容
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新増東国輿地勝覧(1530年編纂)
江原道蔚珍県条に鬱陵島と于山島に関する詳細な説明があり、二島が韓国の領土であることを明らかにしている。
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1696年の安龍福関連調査報告書
安龍福の2次訪日時の活動状況を記録した日本の文書で竹島(鬱陵島)、松島(独島)が江原道に属する朝鮮の領土であると記録している。
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萬機要覽(1808年編纂)
「鬱陵島と于山島はいずれも于山国の地」と記録されており、二島が韓国の領土であることを明らかにしている。
歴史記録をみると、新羅が于山国を支配し、独島は鬱陵島を中心とした于山国の土地で、三国時代から独島は韓国の土地だったんだ。
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■三国史記、世宗実録地理志、新増東国輿地勝覧、萬機要覧などの内容をもとに、以下の文を完成させよう。


于山島を支配していた于山国を智証王13年(512年)に異斯夫将軍が新羅に服属させました。于山または于山島は現在の(  )を指します。

■独島はいつから韓国の領土であったと言えるのか空欄を埋めてみよう。


独島は少なくとも(  )年から韓国の領土でした。

○韓国の昔の地図で独島を探してみよう。

鄭尙驥 の東国地図(18世紀)
18世紀の地図に「鬱陵島」と 「于山」が表示されているね!
昔の地図でも独島が于山島と示されていて、鬱陵島も于山島もみな韓国の領土として表示されている。
19世紀中頃の地図でも「鬱陵島」と「于山」と表示されている!
海左全図(19世紀中頃)
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○日本の昔の文書と地図には、独島がどこの国の土地として記録されているか確認してみよう。


日本の根拠資料および内容

根拠資料内容
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隠州視聴合記(1667年)
この本は、日本の記録のうち鬱陵島と独島について最初に記録した冊子で、1667年に日本の官吏が隠岐の島を回り、観察したことを記録した本である。
この本には「日本の北の境界は隠岐の島を限界とする」と記録されている。これは、独島が日本の土地ではないことを認めたということである。
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朝鮮国交際始末内探書(1870年)
1869年、明治政府は外務省官僚を朝鮮に派遣し、鬱陵島(竹島)と独島(松島)がなぜ朝鮮に属すようになったのかを調査するように指示した。これは、当時の日本が鬱陵島と独島を朝鮮の領土であると認識していた証拠であり、「鬱陵島と独島が朝鮮付属になった始末」という報告書を作成し、独島が韓国の領土であることを認めた。
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太政官[註 008]が日本の内務省に送った公文書(1877年)
1877年、日本の内務省は、当時の日本の最高行政機関である太政官に鬱陵島と独島は日本の領土であるのかどうかを問い合わせた。太政官は、調査の結果、鬱陵島と独島は日本とは関係ないと、最終的に決定した。

○日本の昔の地図では、独島はどの国の領土か、また名前はどのように表示されているか確認してみよう。

日本の地理学者林子平が描いた三國接壤之圖 (1785年)(1785년)鬱陵島と独島を朝鮮と同じように黄色に塗っているだけでなく、その横に「朝鮮のもの」と書き入れ、朝鮮の領土であることを明らかにしている。
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日本海軍省の朝鮮東海岸図(1876年)日本の海軍省がロシアの地図を参考にして作成した地図にも独島は朝鮮領と表示されているわ。
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日本の博文舘が出版した「日露戦争実記」付録に収録された韓国全図(1905年)1905年、日本で発行された地図にも独島が韓国の土地だと表示されている。
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日本の「三國接壤之圖」、「朝鮮東海岸図」、「日露戦争実記」に独島が当時の朝鮮の土地として表示されていることから、日本は独島を長い間韓国の領土と認めていたことがわかる。

■韓国と日本の昔の文書と地図は、独島が韓国の土地であることを証明する根拠となる資料である。資料の名前を書いてみよう。



根拠資料分類根拠資料
昔の文書韓国三国史記(1145年)




日本隠州視聴合記(1667年)


昔の地図韓国東国地図(18世紀)

日本三國接壤之圖(1785年)
日本の昔の資料と地図を見れば、日本も独島が韓国の土地だとずっと前から知っていたのよ。
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○国際法的に独島が韓国の領土であることを確認してみよう。

国際法的に独島が韓国の領土であることを確認することは、独島が韓国の土地であることを世界に知らしめ、認めてもらうことを意味する。
1900年10月、大韓帝国は勅令第41号を公布し、独島が大韓帝国の領土であることを近代国際法体制でも明らかにした。
1900年の大韓帝国勅令第41号を収録した官報独島は朝鮮の土地だ!
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1946年1月29日、連合国総司令部は、第2次世界大戦で敗戦した日本が韓国を侵略して奪った領土を韓国に戻す作業を行った。当時、連合国総司令部指令第677号は、独島が韓国の領土であることを認め、日本の領土から除外した。
独島は韓国の土地
マッカーサー将軍
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1946年6月22日、連合国総司令部指令第1033号で、日本の漁師たちが独島とその周辺12海里に接近できないようにし、独島が韓国領土であることを重ねて確認した。
接近禁止
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■独島が韓国の領土であることを証明する国際法上の根拠を年代順に説明してみよう。


日帝強占期
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[註 008]
日本最高の行政機関で、韓国の朝鮮時代の議政府と似た機構
[註 008] 太政官
日本最高の行政機関で、韓国の朝鮮時代の議政府と似た機構
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