探究学習1
『日露戦争実記』付録に収録された「韓国全図」
東京の大手出版社の一つである博文館は、1905年6月20日、『日露戦争実記』という膨大な日露戦争勝戦記録集を出版したが、その第76編の付録として1905年6月当時の「韓国全図」(34.5×48.0cm)をつけた。
「韓国全図」は(イ)
日本の閣議で独島を日本の領土として編入すると決定した後であるにもかかわらず、右端の線の外にあるものを無理に含めてまで独島を韓国の領土として表示している。すなわち、日本政府の閣僚と関係者を除いては、日本人も韓国の領土である独島を日帝が侵奪した事実を知らなかったということがわかる。これは、日本内でも(ロ)
島根県告示第40号を知らなかったことを示すものである。
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- 探究学習 1
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1.上記の内容のうち、下線部(イ)の決定と(ロ)の告示がされた時期はいつなのだろうか?
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2.上の資料をもとに、(イ)と(ロ)の不当性について話してみよう。