徳興里壁画古墳の前室西壁の穹窿形天井が終わる最端部に描かれた、装飾文様の詳細図である。文様の構成は、中央に直線をジグザグに描いて画面を連続した三角形模様で区切り、その中に三葉文のような植物の文様を規則的に描き入れている。単純ながらも対称的な美しさがよく表現された装飾文様である。