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日本の明治産業遺産

歪曲される現場と隠蔽された真実

孫龍岩 | 1943年、サハリンの炭鉱に強制動員、1944年、高島に配置転換 | 2006年3月9日、証言
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孫龍岩(ソン・ヨンアム)さんは、江原道の高城(コソン)郡の出身です。16歳の時、1943年11月、束草駅で警察に連行され、勤労報国隊員とされました。釜山から北海道経由でサハリンの三菱の炭坑に連行されました。坑内で石炭を砕き、トロッコに積む仕事をさせられました。1944年にサハリンから高島炭鉱に送られました。海の下にまっすぐ降りていき、横に分かれて石炭を掘りました。島のなかは自由に歩けても、船は徹底的に検査され、逃げたくても逃げようがありませんでした。8・15解放によって仕事はしなくなりました。解放されてもすぐには家に戻れず、2か月間、家に戻すよう要求し続けて高島から出ることができました。サハリンでも高島でも給料は受け取れず、小遣い程度のものをもらいました。
- 『酷い別れ、サハリン二重徴用真相調査口述記録』日帝強占下強制動員被害真相糾明委員会、2007年、287~321ページ
 

酷い別れ、サハリン二重徴用真相調査口述記録 (韓国語) download

 
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