ワシントンにある米国コロンビア特別区連邦控訴裁判所(U.S.District of Columbia Circuit Court)に15名の「慰安婦」被害女性が提訴した集団訴訟に対する審理公判が開催される。
2001
9
国連人権委員会は第2次世界大戦における日本の被害者に対し、必ずや補償を行うべきことを日本に勧告。
2001
12
ハーグ模擬法廷がオランダで開催される; 既に死亡した日本の戦争犯罪者らを戦争犯罪の被告として起訴。
2003
6
•米国コロンビア特別区連邦控訴裁判所のダグラス・H・ギンズバーグ(Douglas H. Ginsburg)、ジューディス・W・ロジャース(Judith W. Rogers)、デイビス・T・タテル(Davis T. Tatel)判事は「慰安婦」被害女性の控訴を棄却。
•アメリカ下院議員のレイン・エバンズ、ミシェル・ホンダなどが決議案226号を再び提出したが、再度棄却される。「慰安婦」問題を第2次世界大戦の違法行為として扱うというよりは、女性の人権侵害として例外的に扱った。
2004
7
アメリカの最高裁が黄(Hwang)対(vs)日本(Japan)の慰安婦事件に命令を下す; 請願が受け入れられて裁判は中止され、事件はオーストリア(Republic of Austria)対(vs)アルトマン(Altmann)の事件に照らして更なる熟考を重ねるために係留される。
•「慰安婦」問題に取り組むワシントン挺身隊問題対策委員会(Washington Coalition for Comfort Women Issue, WCCWI)は、アメリカ下院の慰安婦決議案第121号の下院通過一周年を迎え、バージニア州で全世界的な覚醒を促す記念行事を実施。
•国連人権委員会は、現在死亡が相次いでいる80歳以上の「慰安婦」被害女性に対し、過去の過ちを速やかに是正する措置を取るよう日本政府に勧告。国連人権委員会が日本政府に行動を促す勧告を行ったのは、2001年と2005年に続いて三度目である。