安岳3号墳の玄室東壁は、玄室の四つの壁の中で唯一壁画が描かれている。現在は壁画の剥落が激しく詳細に確認できないが、初期の発掘資料によると、左側には三人の楽隊があり、右側に一人の踊り子が足をX字に交差して踊っている。壁面上の梁には、怪雲紋の痕跡がかすかに残っている。