前室の南壁は、羡道を経て墓の入口が始まるところで、中央に大きな門が設置されている。墓入口の左右には、それぞれ人物を描いた壁画が装飾されている。墓入口の西側壁には、角笛を吹く人と太鼓を叩く楽隊が描写されている。人物は上下二段に配置されており、全員が入口を向いている姿である。