1. 世界各国の人々は独島についてどのように理解しているか?
スンジュは、ダイアナのメールを受け取ってから、外国で作られた地図に独島と東海の名前がどのように表記されているか確認してみることにした。
ナショナルジオグラフィックは、インターネット地図サービスで、韓国側では「東海/日本海」と、日本側では「日本海/東海」と表記している。また、鬱陵島は「ウルルン・アイランド」と表記しているが、独島は表記していなかった。
スンジュは、やるせない気持ちで独島と東海がなぜこのように表記されているのか先生に尋ねてみた。
先生!韓国の独島と東海が、世界の多くの国の地図では、なぜこのように表記されているんですか?
よい質問だ。それは、日本が独島を竹島、東海を日本海だと積極的にアピールしているからだ。
どんな方法でアピールしているんですか?
日本は外務省ホームページに「竹島」と「日本海」というメニューを作って、世界各国の言語で独島が自国の領土だと主張しているんだ。ほかにも、海外の観光庁に独島が日本の領土だという資料を送っているんだ。
日本の外務省ホームページでは、独島関連の日本の主張を韓国語など各国語で説明している。
日本は各国語で次のような広報資料を作成し、世界に向けて独島が日本の土地だと誤った主張をしている。
■日本が独島は自国の領土だとアピールするために行っていることをまとめてみよう。
■韓国外交部ホームページ(www.mofa.go.kr)の資料を見て、日本の主張の誤りを整理してみよう。
先生は、日本がいつから独島を自国の領土だと主張し始めたのか教えてくれた。
- [註 007]
- 1849年にフランスの捕鯨船リアンクール号が独島を発見してつけた名前