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日本の明治産業遺産

歪曲される現場と隠蔽された真実


概要

○ 現在使用中の▲小学校社会科の教科書3種のうち3つ、▲中学校の歴史教科書7種のうち7つ、▲高校教科書の日本史A7種のうち7つ、日本史B8種のうち7つに、強制動員・強制労働に関連した内容が記述されています。

区分科目強制動員(強制労働)に関する記述
小学校(2019年検定通過)社会(6年生)33(100%)
中学校(2020年検定通過)社会・歴史77(100%)
高等学校(2016・2017年検定通過、1つは2012年に検定通過)日本史A77(100%)
日本史B87(88%)

○ 小・中・高校によって、また出版社によって細かい記述の違いはありますが、ほとんどの教科書に国家政策によって朝鮮人などが本人の意思に反して動員され、過酷な条件で労働を強いられたという趣旨の内容が記述されています。
○ 強制動員と強制労働を明確に扱っている教科書もあります。以下がその代表的な教科書です

区分内容
小学校戦争が長引き、日本に働き手が少なくなってくると、多数の朝鮮人や中国人が強制的に連れてこられ、工場や鉱山などでひどい条件下で、厳しい労働をさせられました。(東京書籍、社会)
中学校多数の朝鮮人と中国人が、意思に反して日本に連れてこられ、鉱山や工場などで劣悪な条件下で労働を強いられました。(東京書籍、歴史)
高等学校労働力不足を補うため、1939年から集団募集で、42年からは官斡旋で、44年からは国民徴用令によって約80万人の朝鮮人を日本内地や樺太・アジア・太平洋地域などに強制連行した。また、同期間に415万人の朝鮮人を朝鮮内の鉱山や工場に、11万人を軍隊内での労務要員に強制連行した。さらに、約4万人の中国人も日本などに強制連行した。過酷な労働のなかで多くの死者を出し、秋田県では中国人の蜂起もおこり、約420人の死者を出した(花岡事件)。(実教出版、高校日本史A)

 
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